くぅちゃんの育児日記

記事は上に追記されます。

7月22日(生後7日目)

昨日とたいして変わり映えのしない写真(^^;)しかし、赤ちゃん達は確実に大きくなっている
一番ぷくぷくした子は左写真の女の子。9グラムありました。他の兄弟は6〜8グラム。
今朝おきても、昨日、一昨日のようなショッキングな出来事は起こっていなく、ほっと一安心。
毛色はじれったいほど判りません(^^;)シナモン2匹は判りましたが、その他の子はクリームの
ようなアイボリーのような。クリームだったら、前回のめーちゃんの出産のときにも出ていますので
写真を比較しているのですが、どうも違うような・・・。これがブロンドなのか???
いずれにしても、この手の類の毛色判定はとても難しいそうで、もう少し経たないと判らない
らしい。比較する対象が居ないとこんなものなんでしょうね。(^^;)
毛色が薄い子ばかりなので、見た目は何時まで経っても赤ちゃんっぽい(*^^*)

★ ★ ★

7月21日(生後6日目)


くぅちゃんがヘンな格好とヘンな顔(爆)でお水を飲んでいたので、思わずパチリ。なんでわざわざ
この格好なんだ?(爆)
赤ちゃんたちは昨日に比べて随分とぷりぷりしてきました。体が小さく、他の兄弟に比べ、しわの
目立った子は、今朝1匹またいなくなっていました。正確には居なくなったのではなく、くぅちゃんが
亡くなった赤ちゃんを食べていました。実は昨日もそうでしたが、かなりショッキングで取り上げ
たかったのは山々ですが、こう言うとき手を出せば他の子にも被害が及ぶ可能性もあるので
自然に任せるしかないのです。人間がしてあげられることはほんの少し。温度管理と栄養豊富
な餌を母ハムにあげる事ぐらいでしょうか。
私がしわしわの赤ちゃんを見たときには、呼吸が荒く、あっぷあっぷな状態でした。口を苦しそうに
パクパクさせて、一目で、あぁ・・・、この子もダメなんだと悟られずには居られなかった状況でして
その数時間後にくぅちゃんは自分で始末をしたと言うわけで・・・。死んでしまった赤ちゃんを
くぅちゃんは自分の中に納めたのです。自然の摂理とはまさにこう言うことなのだな。と改めて
考えさせられました。私は子食いという言葉が好きではありません。好き嫌いで言うものかどうか
はわかりませんが、あえてハムスターの名誉の為に言うとしたら、適切な飼育下に置かれている
状況でもこう言うことは良く起こりうることで、死んでしまった自分の子を親ハムは自分の子と
認識しなくなるのだそうです。死んでしまった子、育たないと思われる子を親は動物的な本能
で、察知して、処理しているのです。辛いことですが、現実に目を向けなくてはいけません。
後1匹、少し小さめな赤ちゃんが居るので、ちょっと心配ですが、見守って行こうと思っています。
毛色はシナモンと思われる子が2匹いるようないないような・・・(^^;)
実物を見るより、写真で見たほうが鮮明だったりするのですが、1番上の子と3番目の子は
どうやらシナモンぽい感じがします。3番目の子はひょっとして、ひょっとすると・・・( ̄ー ̄)

★ ★ ★

7月20日(生後5日目)

赤ちゃんたちは少し色づいてきた子もいるようです。腰のあたりが灰色になっている子が数匹います
(左上の2匹)よく見るとクリームのような毛が生えてきた子もいます。
残念ながら、今朝起きたら、1匹赤ちゃんが減っていました。額に傷のある子がいたのですが、
どうやらその子がいなくなってしまったようです。体の一番小さくて心配した子は他の兄弟と
あまり変わりがなくなりましたが、皮がしわしわしています。授乳風景を見ていると、くぅちゃんは
体を上手に丸めて、赤ちゃんが下で圧死しないようにと工夫しているようです。体勢がきつくなる
と横になったり、おっぴろげになったりと、熟睡する暇もありません。ママはやっぱり大変だ。
巣から出て、食事、トイレを済ませ、巣に戻ると寝ていた赤ちゃんたちは大騒ぎ。
今まで巣箱無しの育児は経験が無かったので、こんな光景を見るのは初めて。
養殖されている魚に餌が上から落ちてくる状態。池の鯉におふを投げ入れた時のぱくぱくの口元
〜な感じです(*^^*)

★ ★ ★

7月19日(生後4日目)

昨日に比べ、益々赤味が引いてきた赤ちゃんたち。肌色はそのまま。目を凝らせば産毛が生え
ているのがわかるくらいです。今朝起きてくると、くぅちゃんが巣から離れて一生懸命お掃除中
でした。汚れたティッシュをかき出し、新しい巣材を赤ちゃんたちにかけて、こんもりとお山を作り
暫くすると、「生き埋め」になった赤ちゃん達が次々もぞもぞと顔を出し始めました。
さすがに10匹もいると巣内の汚れが気になるのでしょう。自分でお掃除するなんてなんて偉い
ママなんでしょう(≧∇≦)/ 右写真はあられもない姿で授乳中の1枚。この光景を見ると
豚さんが子豚におっぱいをあげているの図と重なってしまいます。(*^^*)
今日も
動画のほうをアップしました(*^^*)最初の何秒かに入っている鳴き声は赤ちゃんの
もの。良く鳴くんです>今回の仔ハム。

★ ★ ★

7月18日(生後3日目)

ここ数日間、涼しい日が続いているので、とっても助かります。赤ちゃんを抱っこしているくぅちゃん
はさぞかし暑いかと思いきや、今日辺りは窓を開けていては寒いくらい。おかげで10匹の赤ちゃ
んをお腹に大切そうに抱えています。でも、時々は体勢が崩れて左写真のような「もう、好きに
して」的な投げやりな格好に(*^^*)赤ちゃんは少し耳がはがれて立ってきました。
赤味はドンドン消えてきましたが、まだ毛は生えてきません。毛色もわかりませんが、ドミノは
どうも居なさそう( ̄□ ̄;)淡色の子が多そうな予感。もしかして、みんな同じ色かも(^^;)
この際、毛色はどうでもいいや、みんな元気に育ってくれたら・・・と思いつつ、元気で育って
なおかつ、欲しい毛色が出てくれたらな〜なんて、贅沢すぎますね(*^^*)

★ ★ ★

7月17日(生後2日目)

くぅちゃんは危なげなく育児をしています。出産トラブルに見舞われながらも、本当の母性を
まざまざ見せられた気がします。巣から離れる機会も多くなりました。初日はおしっこだけして
すぐに巣に帰っていったくぅちゃんですが、1日経って更に落ち着いた感じで、夕べは少しだけ
回し車を回している姿を目撃しました。巣から離れる時は体を、右、左に旋回させて、
赤ちゃんを確実にお乳から放し、出てきます。おかげでおっぱいにくっついて出てきてしまう子が
ほとんど居ないのにもびっくり。しわしわだった体にも少しずつ膨らみが出てきて一番上の写真
の子、かなりぷりぷりしています。その一方で一番小さい子はかなり心配。細く、小さく、どうか
いっぱいおっぱい飲んで大きくなってね。妊婦日記を読んでいただければわかるかと思いますが
くぅちゃんは最終的に208gまで体重が増えました。出産前も170g近くと言う大きな子でした
難産だったのも、そのあたりが関係していたのかも知れません。昨日体重を計ったら170gでし
た。産後は良好なようで一安心。

★ ★ ★

7月16日(生後1日目)

一日経った赤ちゃんたち。数は写真を撮った時には11匹居ましたが、今は10匹になってしま
いました。(・・、)夕べのドタバタとは打って変わって、くぅちゃんは良いママをしています。精神的
にも少し落ち着きが出てきたのでしょう。赤ちゃんをすっぽりお腹の下にしまって授乳しています
赤ちゃんたちはすべての子が赤目ちゃん。【しろぷぅ(赤目アイボリー)くぅちゃん(シナモンドミノ)】
大きさに少し開きがありますが、お腹の中はミルクで満たされているようで安心です。
今まで黒目の赤ちゃんしか見たことが無いので(実物を)赤ちゃんたちの印象は目の無い
エイリアンっぽい(^^;)です。赤味がだいぶ引いてきました。昨日の冷たさがウソのように
ほかほか暖かく、良かったね>赤ちゃんたち。

★ ★ ★

7月15日(生後0日)

出産の開始を知ったのは午後1時。それまで頻繁に巣材集めや、餌を運び込んでいたくぅちゃん
がめっきり静かになった。しかし、午後1時。昼間の出産は何かと落ち着かないせいかトラブルが
多いので、少し心配になった。しかし、止める事は出来ない。静かに見守ることにした。
出血がかなり多くてかなりの難産と思われた。
午後4時、すべて生んだと思われたくぅちゃんが
トイレに寝ていたので、こっそり写真を撮って、茹でコーンを巣箱の中に入れておいた。
しかし、陰部には血が後がいっぱいついていたし、お腹もまだよこっ腹あたりに膨らみがあったので
まだ生まれるかもしれないと思っていると、巣箱に入ったと思ったら飛び出してくる。まるで
赤ちゃんが怖いかのように巣箱に顔だけ突っ込んでコーンを取り出し、トイレで食べている。
時々、うずくまるようなしぐさをするので、まだ産むのだろう。しかし、小屋には入らないし、赤
ちゃんがこぼれても、一向に拾う気配をみせない。赤ちゃんはくぅちゃんに踏まれ、蹴られ
( ̄□ ̄;)その後も何度か巣箱に入るものの、入り口付近で寝ていて、おっぱいをあげている
様子は無かった。
午後6時半、どうにも気になって繁殖経験の多い友人に電話で聞いてみた
『赤ちゃんを恐がってお乳をやる気配がないんだけど・・・』友人は一か八か巣箱を撤去する事
をアドバイスしてくれた。そこも過去の繁殖でこう言うケースが生後2〜3日目にあったそうだ。
ケースの一角にチップでクレーターを作り、血で汚れたティッシュをふりかけ、赤ちゃんをスプーンで
丁寧にまん中に運んだ。くぅちゃんは相変わらずウロウロ落ち着きが無い。転がった赤ちゃんも
集める気配が無い。赤ちゃんたちの体温は下がり、冷たくなっている。しかし、巣箱撤去後
暫くすると、くぅちゃんは今居る赤ちゃんたちはとりあえずお腹の下に入れるようになった。
それでも何度となく、場所を移動して、赤ちゃんを引きずっては落し、立ち上がっては落し。
ここで、私の気持ちの線がイッキに切れた。何もしてやれないむなしさ、かえって手を出せば
危険な目に合う命。しかし、目の前で赤ちゃんは転がっている。悔しさで涙が溢れた。
零れ落ちる赤ちゃんの数を確認すると夕方の時点より2匹増えて10匹。くぅちゃんはお腹が
痛くて暴れているらしい事が推測できた。くぅちゃんたちのケースは誰も入らない部屋に置いてあ
る。そして、ケースの蓋を取り、バスタオルで覆いを被せてあった。懐中電灯を持って何度も
外側から様子を見る。赤ちゃんがあっちにコロリ、こっちにコロリ。くぅちゃんが動く度に散らばります
巣箱を撤去して様子を部屋の入り口から確認していると、時々『じゅーーっ』とくぅちゃんの
叫び声が聞こえます。赤ちゃんにお乳を飲ませながら飛び上がっています。
あれ?どこかが痛いんだ!!この時点で出産開始から9時間が経っています。まさかこんなに
お産に時間がかかるとも思えず、赤ちゃんの数も同じです。何処が痛んだろう?産後1日で
獣医さんに連れて行くのも躊躇われるし、半ば私の中では『全部ダメかも』という思いが
立ち込めていました。
午後12時。くぅちゃんの居る部屋に懐中電灯を持って、様子を見に行く
と、赤ちゃんがやはり2匹転がり出ていました。電気もつけず、懐中電灯の明かりだけでスプーン
で、くぅちゃんの側に置き、後は任せるしかないと部屋を出ました。
翌朝6時
眠れない夜を過ごし、くぅちゃんのケースが置いてある部屋に入りました。頭の中には巣材の
上に散らばって冷たくなった赤ちゃんたちの姿が目に浮かんでは消え、しかし、ケースを
覗くと、散らばった赤ちゃんは1匹も発見できず、くぅちゃんがいい形で赤ちゃんを抱いているよう
です。時折、あかちゃんの鳴き声と、おっぱいを吸う音が聞こえます。何匹かは生きてる!!
私の気配に気がつき、くぅちゃんが巣から離れました。キャベツを粉ミルクを補給して赤ちゃんの
数を確認すると12匹居る。増えてる!!しかし、かなり未熟な感じの赤ちゃんはどうやら
淘汰されてしまったようです。夕べの鳴き声も、落ち着かないしぐさもこれですべて解決しました
難産でお産の時間がかかり、赤ちゃんにおっぱいを吸われることによって子宮が収縮して
痛みが出るとともに、最後の赤ちゃんが生まれたのでしょう。結局波乱の幕開けとなった
くぅちゃんの出産はこんな感じです。赤ちゃんは10匹→11匹→10匹→12匹→10匹
となったので、赤ちゃんは13匹生まれたのだと推測されます。

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